美味しそうなサラダとそれにかかるオリーブオイルの写真

J-オイルミルズとは

Joy for Life 食で未来によろこびを

植物から生まれる「あぶら」「でんぷん」「たんぱく」。人が生きるために欠かせない
3つの要素です。それらを活かした食用油脂などの製品を通じて、おいしさ、
そして人々の健康、社会や環境の負荷抑制に貢献し、未来のよろこびを増やしたい。
それが私たちが目指す未来「Joy for Life ®」に込めた想いです。

企業理念体系

JOYL(ジェイオイル)ロゴ

あぶらを原点に、自然の可能性を引き出し、
今日を生きる一人ひとりのJoyと、
地球環境のJoyをどちらもかなえてゆく。
そんな想いを、“JOYL”(ジェイオイル)という表記に込めました。

J-オイルミルズの企業理念体系の図

製品と事業領域

油脂事業

油脂事業は、主に海外から穀物を輸入し、油脂と油糧(ミール)の2つに加工して販売する当社の主力事業です。家庭用・業務用の製品があり、家庭用油脂ではキャノーラ油やオリーブオイルなど、生活者の方用の製品を製造、販売しています。業務用油脂では独自技術を活用した長持ち油「長徳®」シリーズをはじめ、飲食店やコンビニエンスストアやスーパーなどの中食、加工食品メーカーなどBtoB向けの製品を製造・販売。油糧(ミール)は、貴重な原料素材として飼料、肥料などへ広く活用されています。

J-オイルミルズの家庭用食用油製品、業務用油脂製品、油糧(ミール)、PBF、植物性チーズ「violife」の写真

スペシャリティフード事業

スペシャリティフード事業は、当社独自の技術と多様な素材を活かした商品を提供しています。乳系プラントベースフード(PBF:植物性代替食品)では、マーガリンやショートニングをはじめ、プラントベースチーズ・プラントベースバターを販売。食品素材事業では、トウモロコシやタピオカを原料としたスターチ製品の開発・販売、サプリメントや加工食品、香粧品向けの機能性素材、大豆たんぱく食品の開発・販売をおこなっています。
ヴィーガン・ベジタリアンの方やアレルギーのある方でも安心して楽しめる植物生まれのチーズ「Violife」シリーズを展開。
※乳製品ではありません。

J-オイルミルズのスペシャリティフード事業が開発・販売する業務用マーガリン、スターチ・ファインの写真

社会・環境の
課題解決に挑戦

J-オイルミルズの再資源率は毎年99%を超えており、ゼロエミッションを達成し続けています。紙パック容器の採用によるプラスチック削減・CO2削減への取り組みも実施。酸化に強く長持ちで、油特有のニオイも軽減した「長徳®」シリーズは、環境への配慮だけでなく、飲食店の従業員の方にとっても「油交換頻度が減った」「ニオイが少なくなった」といった、嬉しいお声をいただける製品として、ご好評いただいています。地球にも社会にも配慮した製品づくりとおいしい製品提供を両立し、これからも貢献できるように企業活動を続けています。

人と地球にやさしいスマートグリーンパック®を採用した家庭用食用油製品、CFPマークを取得した業務用長持ち油「長徳」の写真

おいしさデザイン®
の実現

おいしさデザイン®とは?

油脂・スターチ・マーガリン・粉末油脂などの素材を組み合わせ、さらなるおいしさを創造する「おいしさデザイン®」を企業理念のミッションに掲げています。
たとえば、とんかつのサクサクした食感や、チョコレートの滑らかなくちどけ、ハンバーグから溢れる肉汁などは当社の「おいしさデザイン®」で実現することができる一例です。

美味しそうなとんかつの写真
おいしさデザイン工房の内観、おいしさデザイン工房での調理風景の写真

おいしさデザイン工房®

2018年7月、東京・八丁堀に開設した複合型プレゼンテーション施設です。
油脂・スターチ・マーガリン・プラントベースフードなど多様な当社製品を組み合わせることで、業務用のお客様にとって最適な「ソリューション」を提案しています。
「おいしさデザイン工房®」にはシェフ・パティシエ・パン職人など、食に関するさまざまな専門知識を持つプロフェッショナルが多数所属しています。スペシャリスト集団が社員として在籍し、大手外食チェーン、コンビニエンスストアやスーパーなどの中食、加工食品メーカーなどのBtoBのお取引先様のメニュー開発など、おいしさをデザインする重要なアプリケーション業務を担っています。

工場へ潜入

高品質な製品を、安定的に供給するためには、生産設備・技術に求められる品質もおのずと高くなります。
世界中から集められた原料から、油脂やマーガリン、スターチを製造する
J-オイルミルズの工場を紹介します。

  • 神戸工場全景

    神戸工場全景

    植物油は原料受入/搾油/精製/充填包装工程を通じて製造される

  • 海外からの原料荷受の写真

    海外から原料荷受

    原料はパナマックス級(6万トン)穀物船にて主に北南米から運ばれる

  • 原料サイロの写真

    原料サイロ

    荷揚げ後コンベヤーで千トンスケールの複数サイロに貯蔵される

  • 効率的な搾油のための加熱設備ドライヤーの写真

    ドライヤー

    効率的な搾油のための加熱設備(ロータリー式乾燥機)

  • フレーク状の原料から溶剤を用い油分が抽出される設備の写真

    抽出

    フレーク状の原料から溶剤(食品添加物)を用い油分が抽出される

  • 遠心分離機の写真

    脱酸(遠心分離機)

    遊離脂肪酸は5000~8000Gの遠心力で遠心分離除去される

  • 脱臭設備の写真

    脱臭

    ケトン等有臭成分、色素を高温高真空下で水蒸気蒸留し除去する

  • ボトリングの様子の写真

    ボトリング 1

    製品油充填機(例:ペットボトル容器に毎分240本)

  • 充填ラインの様子の写真

    ボトリング 2

    充填ラインは清浄度をあげた衛生管理ゾーンに設置

  • ケース詰めの様子の写真

    ケース詰め

    包装自動化 1(容器に充填された製品のケースへの箱詰め)

  • パレタイザーの写真

    パレタイザー

    包装自動化 2(製品ケースのパレットへの積み付け)

  • 製造状況をチェック・監視するプロダクションセンターの写真

    プロダクションセンター

    DCS(分散制御システム)を用い24時間体制で製造状況をチェック・監視

1826年から紡ぐ歴史

製油業界をリードしてきた
3社が合併し、新たな挑戦へ

ホーネンコーポレーション、味の素製油、吉原製油が統合して設立されたJ-オイルミルズ。約200年に及ぶ歴史の中で、各社が培ったノウハウや強みを融合させ、相乗効果を発揮することで商品・サービスを通じさまざまな価値を社会に提供してきました。当社はこれからもその強みに⼀層磨きをかけることで「あぶら」を究め、心を動かすおいしさの創造を続けていきます。

味の素精油、ホーネンコーポレーション、吉原製油が経営統合して、2004年にJ-オイルミルズが発足した歴史を表す沿革図

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